「野菜ジュースをサラダのように食卓に取り入れてみてはいかがですか?」とおっしゃるのは、野菜の料理家として、テレビや書籍などでご活躍の西岡麻央先生。
『健康にいいだけじゃない!「こどもの日」に家族みんなで楽しむ簡単&おいしい玄米レシピ3』 に続き、今回は、健康道場のドリンク4種類にあう「フードペアリングレシピ」を考案いただきました。
プロフィール
クイズに答えて
健康道場ドリンクセット
を 体験しよう!
抽選で10名様に当たる
健康道場 4つのベリーの恵みは、1缶でポリフェノールをたっぷり〇〇〇㎎も配合!
さて、〇〇〇に入る数字は何でしょうか。
応募受付は終了しました
回答、応募にはClub Sunstarの会員登録/ログインが必要です。
「特にお子さんがいる食卓では、子どもが喜ぶ唐揚げ、ハンバーグ、味噌汁…など“茶色い料理”が並びがち。彩りが足りないな…という時に、野菜や果物のドリンクをプラスすると、食卓が一気に華やかになります」と西岡さん。
たしかにもう1品サラダを増やすのは、金銭的にも、調理作業としても負担がかかること。サラダを1品加える感覚で「野菜や果物のドリンク」を添えれば、ほんの少し足りない栄養を補うだけでなく、食卓も彩って一石二鳥です。
そして、『「組み合わせ(フードペアリング)」を考えれば、お互いの味を引き立て、「味わい」もさらに楽しめる』との話。健康道場のドリンクにあうお料理レシピとフードペアリングの解説を見ていきましょう。
【ペアリングポイント解説】
「まず、フードペアリングを考えたドリンクは『橙黄野菜』。こちらは、ニンジンやみかんの甘みの中に、爽やかなセロリの香りをしっかりと感じました。なので、さっぱりとした真鯛とあわせるのがおすすめ。同じく白身魚のタラやカレイ、あるいはサーモンでもあうと思います。
今回はカルパッチョにしましたが、フライやムニエルもいいですね。“爽やかな香り”とリンクさせて、ハーブ系食材としてディルを散らしましたが、パセリでもOK。クミンとあわせたらエスニック系のカルパッチョになります。酸味を感じるフルーティーなジュースなので、カルパッチョソースの最後にレモンをギュッと搾る代わりとして、ドリンクをカルパッチョにもひと回しかけて仕上げています」
真鯛のカルパッチョのレシピ
▼材料(2人分)
真鯛(刺身用) 120g
パプリカ 1/4個(写真は赤と黄色を1/8ずつ使用)
ディル 適量
オリーブオイル 適量
塩 少々
健康道場 橙黄野菜(ニンジンタイプ) 大さじ1
▼作り方
①真鯛は薄切りにする。(柵の場合)
②パプリカは5mm角程度に切る。ディルは適当な大きさにちぎる。
③皿に1を並べて2を散らし、塩とオリーブオイルを振り、「橙黄野菜」を回しかける。
【調理のポイント】
「真鯛を柵で買った場合、臭みが気になることもあるので、真鯛の両面に薄く塩を振り、7分ぐらい置いておきましょう。臭みは余分な水分と一緒に出てくるので、ペーパータオルで拭いてから切れば、臭みのない状態に仕上がりますし、食感も良くなります」
【ペアリングポイント解説】
「次に紹介するのは、『黄実野菜』。こちらはかぼちゃがベースですが、リンゴ・みかんなど果物も入ったドリンク。甘さが強いので、醤油ダレの塩気がより甘みを引き立ててくれると考えました。またドリンクの特徴であるかぼちゃは豚肉とすごく相性が良いので、豚肉をメインにしたフードペアリングに。ソースはみりんやはちみつで甘さを整えつつ、刺激のあるニンニクや生姜をプラスすることでピリッと引き締める味に仕上げています。
ほかには、テリヤキソースで味付けした料理もあうと思います。たとえば、テリヤキバーガーと黄実野菜のシンプルな組み合わせもおすすめです」
ポークジンジャーのレシピ
▼材料(2人分)
豚肉ロース(厚切り) 2枚
塩 ひとつまみ
胡椒 適量
オリーブオイル 適量
A生姜(すりおろす) 1かけ
Aニンニク(すりおろす) 1かけ
Aニンジン(すりおろす) 40g
A醤油 大さじ2
Aはちみつ 大さじ1
Aみりん 大さじ1
▼作り方
①豚肉はフォークなどで全体を刺して穴をあけ、塩胡椒する。
②オリーブオイルを熱したフライパンに1を入れ、中火で両面キレイな焼き色がつくまで加熱し、混ぜあわせたAを加えて弱火で2~3分加熱したらソースも一緒に皿に盛り付ける。
【調理のポイント】
「豚肉は切ってから焼くのではなく、なるべく1枚のまま焼くほうが旨味が流れ出ずに、お肉の中に凝縮されます。厚めの豚肉でも、焼く前にフォークで全体に穴をあけておけば、仕上がりがやわらかくなります。甘みの強いジュースなので、豚肉をそのまま漬け込んで焼いてみてもおいしいと思います」
【ペアリングポイント解説】
「次に紹介するのは『おいしい青汁』。こちらは、まるでサラダのように青々しくてヘルシーな味です。しかし、ドリンクなので咀嚼をしません。そこで、ミックスナッツやリンゴなどいろんな食感を楽しめるサラダとあわせてみました。
ナッツのカリッとした食感や、リンゴのシャキシャキ感、パリッと香ばしく焼いたチキンなどを組み合わせています。私は野菜だけでなく、フルーツやお肉も入れたパワーサラダの専門店の監修をしているのですが、この青汁を飲んだ時の第一印象で思い浮かんだ組み合わせです。ほかには、アボカドトーストやチーズグラタンなどのクリーミーな料理もペアリングできると思います」
チキンとリンゴのサラダのレシピ
▼材料(2人分)
鶏胸肉 1枚
ベビーリーフ 25g
ブロッコリースーパースプラウト 10g
リンゴ 1/6個
アボカド 1/2個
ミックスナッツ 20g
塩 適量
胡椒 適量
オリーブオイル 適量
<ドレッシング>
白ワインビネガー 大さじ1
オリーブオイル 大さじ2
はちみつ 小さじ2
塩 ひとつまみ
▼作り方
①鶏胸肉は塩胡椒してオリーブオイルを熱した弱火のフライパンでキレイな焼き色がつくまでじっくり加熱し、薄切りにする。
②リンゴは皮付きのままいちょう切りにする。アボカドは皮をむいて食べやすい大きさに切る。ミックスナッツは粗く刻む。
③皿にベビーリーフとブロッコリースーパースプラウトを盛ったら1と2をバランスよく乗せる。
④ドレッシングの材料をすべて混ぜあわせたら3にかける。
【調理のポイント】
調理自体はシンプルですが、食感や色味を多彩にすることを意識してください。さまざまな食感の食材を組み合わせることが、おいしさにつながっていきます。
【ペアリングポイント解説】
「最後に紹介するのは『4つのベリーの恵み』。こちらは、デザート感覚で飲めるドリンクなので、スイーツと相性が良いと感じました。そこでパンケーキを選び、生地の中にドリンクを混ぜています。そのため、甘酸っぱさを感じるパンケーキに仕上がりました。
さらに冷凍ベリーミックスをトッピングしているので、たとえばクリスマスにデザートでも出せるような特別な1品になっています。また食事でいうと、濃厚なデミグラスソースや牛頬肉の煮込みなどにもあうと思います」
ベリーベリーパンケーキのレシピ
▼材料(小さめ5~6枚)
A薄力粉 100g
A砂糖 25g
Aベーキングパウダー 小さじ1
卵 1個
牛乳 50ml
健康道場 4つのベリーの恵み 50ml
オリーブオイル 適量
<トッピング>
粉糖 適量
冷凍ベリーミックス 適量
①ボウルにAをふるい入れ、溶いた卵と牛乳を入れて混ぜる。
②1に健康道場 4つのベリーの恵みを加えてさらに混ぜる。
③オリーブオイルを熱したフライパンに直径10cm程度になるように生地を流し入れ、両面キレイな焼き色がつくまで焼く。これを繰り返す。
④皿に3を盛り、お好みで冷凍ベリーミックスと粉糖をトッピングする。
【調理のポイント】
「パンケーキの生地に牛乳と4つのベリーの恵みを練り込む際、ふたつを同時に混ぜるのは避けてください。牛乳がドリンクの中の酸と化学反応を起こして分離してしまいます。まず先に牛乳を生地と卵にしっかりと混ぜあわせて、その後でドリンクを投入すれば大丈夫です」
今回紹介した4種類のドリンクは、どれもサンスターが自信をもって生み出しましたもの。飲むだけで、野菜や果物をおいしく味わえるだけでなく、料理を引き立ててくれるドリンクです。4種のドリンクをあらためてここで紹介します。
●国産野菜・果物にこだわったおいしさ「健康道場 橙黄野菜」
爽やかなニンジンタイプのジュースです。5種類の国産野菜に3種類の国産野菜をプラスして、砂糖・食塩はもちろん、保存料も使用していません。水を一滴も使わずに野菜や果物を搾ったままのストレート汁とすりつぶしたピューレを贅沢に配合しています。
●お子さんにすすめるならコレ!「健康道場 黄実野菜」
マイルドなパンプキンタイプのジュースです。「橙黄野菜」同様に5種類の国産野菜に3種類の国産野菜をプラスして、砂糖・食塩はもちろん、保存料も使用していません。水を一滴も使わずに野菜や果物を搾ったままのストレート汁とすりつぶしたピューレを贅沢に配合しています。
セロリを使用していないので、フードペアリングを考案された西岡さんは「野菜が苦手なお子さんにもおすすめできる」と感想を伝えてくれました。
●ゴクゴクと飲みたくなる「健康道場 おいしい青汁」
おいしさを追求した青汁です。ブロッコリーやケールなどの9種類の青野菜に、香りと甘みが引き立つリンゴとレモンをプラスしています。青野菜をすりおろしたピューレを約25%も配合して、とろ~りとした飲みごたえを実現しました。西岡さんは「濃厚でとろみがすごくありました」とコメント。
●ベリーの健康成分を手軽に摂取できる「健康道場 4つのベリーの恵み」
ブルーベリー、クランベリー、ブラックカラント、ラズベリーの4種のベリーのジュースです。約4,000種類あるポリフェノールの中でも優れた成分をもつベリーから複数のポリフェノールが手軽に摂取できます。(1缶でたっぷり200mgも!)身体へのさまざまなはたらきができるドリンクです。
それぞれの個性をもった4種のドリンク。飲み比べて“推しの1本”を決めるもよし、その日の気分で飲みたい1本を選ぶのもよし。今回のレシピを参考に、あなたならではのフードペアリングを探してみましょう。4種のドリンクを自由に組み合わせて、おいしい料理と、素敵な食卓を演出してください!
取材・記事 佐野裕
撮影(料理写真) 西岡麻央
実りある豊かな人生のために、食事・身体・心のバランスを取り戻す健康法をお届けします。