コラム
2023/05/02

野菜ソムリエと一緒に"利き野菜"!有機野菜は本当に美味しいの?

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「有機野菜」というと、なんとなく「安心・安全」や「健康によさそう」というイメージがありますよね。でも、普通の野菜との違いや正しい定義などは意外と知らない方が多いのでは?今回は、有機野菜とはいったいどんな野菜なのか、その魅力について野菜ソムリエのKAORUさんに聞きつつ、編集部で食べ比べをしてみました!

監修者プロフィール

 
KAORU(かおる)
野菜ソムリエ/長野県出身。ラジオ局の報道キャスターとして活躍する傍ら、2002年に日本第一号の野菜ソムリエ資格を取得。著書に『干し野菜手帖』『野菜たっぷり!サンドイッチレシピ』(ともに誠文堂新光社)など。現在は企業・飲食店のコンサルティング、社員研修・セミナー講師、執筆など、幅広く活動中。

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有機野菜と無農薬野菜って違うの?

まず、有機野菜とはどのような野菜のことでしょうか。実は農林水産省が定めた規格があるとのことです。

「有機野菜は、持続可能な自然環境を維持するため、化学物質を含んだ肥料・農薬を使わずに栽培されていることが前提となります。そのうえで、『有機JAS』という規格の認証を受けた農産物しか有機野菜と名乗ることはできません。ちなみに、この認証を受けるには非常に厳しい審査を通過する必要があります」

有機野菜は美味しさや健康の指標というわけではなく、自然環境の維持を目指した栽培方法で作られた農産物のことなのですね。

「なお、有機野菜=無農薬というわけではありません。有機JASで認められている自然由来の肥料や農薬であれば使用することができるのです

味も色も濃い!?有機野菜の秘密

有機野菜は環境によいだけではなく、美味しくて健康的なイメージがあります。実際はどうなのでしょうか?

「たしかに有機野菜は美味しさ重視で作られるわけではないのですが、野菜本来の味わいが強いと感じる方が多いようです」とKAORUさん。

「四季がある日本では、旬の時期に育った旬の野菜は、もっとも美味しくてヘルシーといわれています。一般的に、旬の野菜は栄養価が高く、その季節に人間にとって必要な栄養素成分を含有しているので身体の調子を整えてくれると考えられているのです」

●購入するときは「有機JASマーク」に注目!

有機野菜を購入する際、どうやって普通の野菜と見分ければよいのでしょうか?

有機野菜は有機JASマークを取得していないと名乗れないので、野菜を梱包しているパッケージにマークの印字やシールがついている野菜を選べば間違いありません」

こちらが「有機JASマーク」です!

スーパーなどによっては、普通の野菜とは区別されて有機野菜コーナーが設けられていることも。いずれにせよマーク等の表示の有無をまずはチェックしてみましょう!

野菜ソムリエ直伝・有機野菜の食べ方

有機野菜の美味しい食べ方についても知りたいところ。野菜ソムリエのKAORUさんとしては、どんな食べ方がおすすめですか?

「基本的に、野菜は鮮度が美味しさに影響するので、新鮮な状態でいただくのがおすすめです。カロテンやビタミンEをたくさん含んでいる色の濃い野菜は、油との相性も抜群。油で炒めたり、脂質を含む肉類やチーズと一緒に調理したりすると、栄養成分の吸収率も上がり、美味しさも増して食べやすくなりますよ」

野菜が余って鮮度が落ちてしまったらどうすればよいですか?

そんな時は干し野菜にしてみましょう。野菜を洗ったら水けを切り、風通しと日当たりのよい場所に干すだけです。無駄にならずにいただけますし、大根や白菜などのように干すことで栄養価が高まり、甘みやうまみが増す野菜もありますよ。最初は水分の少ない野菜からチャレンジするのがおすすめです」

野菜ソムリエとレッツ“利き野菜”!

実際に編集部スタッフがKAORUさんと一緒に有機野菜と普通の野菜の食べ比べをしてみました。

用意したのは、こちらの野菜です。

●水菜
●小松菜
●春菊
●大葉
●タマネギ
●ニンジン
●ピーマン

左が有機野菜で、右が普通の野菜です。「今回買ってきたものを見比べると、全体的に有機のほうが力強さを感じるものが多いですね」という声も!

お味はいかがでしょうか?ニンジンから食べ比べる編集部一行。

「どちらも美味しいけど……甘さが違いますね。生で比べると有機のほうがは甘さを強く感じる」
「(調味料は)何もつけていないのに!」

有機のニンジンの甘さに驚きながら、ほかの野菜にも食指が動きます。

「大葉も有機のほうが香り高い」
「有機の春菊は噛めば噛むほどうまみがある」
「ピーマンも水分が多く、生で食べても苦くない」
「どの野菜も、有機は味が濃い!」

今回の食べ比べでは有機野菜のほうが野菜本来の味が濃厚で、個性を強く感じるという感想が目立ちました。また、味だけではなく、歯ごたえやみずみずしさも有機野菜に軍配が上がる結果に!野菜の栽培方法によって味わいや風味に違いが表れることがわかりました。

「生だけでなく加熱調理やジュースでも比べてみたい!」という意見もあり、野菜の奥深さを実感。

「昔、おばあちゃんの田舎で食べた採れたての野菜みたい」と喜ぶスタッフもいました。有機野菜は持続可能な自然環境を維持するための栽培方法ではありますが、味わいの違いなどにもつながっている印象を受けました。

●「健康道場」シリーズの有機野菜ジュースを試飲!

「有機野菜の魅力はわかったものの、お値段も張る有機野菜を毎日欠かさず購入したり料理をしたりするのはハードルが高い……」という声も。

「そんな方には有機野菜の野菜ジュースもおすすめ。自分の健康にも地球環境にもいいことを始める最初の一歩として最適です」とKAORUさん。

そこでKAORUさんにサンスターの「健康道場」シリーズから「カラダにユウキ 緑黄野菜」を飲んでもらいました!

「すりつぶしたままの飲みごたえで、ピューレの食感もあり、まるで野菜を食べているようなコクがあります。乳酸菌発酵のおかげで、野菜のうまみがたっぷり!有機ニンジンの自然な甘さに、有機レモンの酸味がほどよく効いていますね。ほうれん草、ピーマン、セロリ、キャベツも入っていて栄養も満点。不足しがちな野菜を手軽に摂れるのでいいですね!砂糖不使用なのも嬉しいです」とKAORUさん。

商品詳細はこちらへ

高価でもあえて選びたい理由とは

有機野菜は普通の野菜よりも高価格という現実がありますが「サスティナブルな食や農業を考える意味でも手に取っていただきたい」とKAORUさん。

「栽培にかかる労力はもちろん、認証を取得する過程でも手間ひまがかかるので、どうしても高価になってしまいます。ただ、化学肥料を使用した栽培では、今大きな問題がなくても、将来の地球環境にどのような影響がでるかはわからないのが現状です。そのため、自然に則した栽培方法で作られる有機野菜のほうが、リスクは少ないと考えられるでしょう。今食べている野菜がどうやって育ち、自分のところに届くのか。それがわかると食材への感謝が生まれて美味しさも倍増しますよ」

これからの地球のためにも、自分の体のためにも、少しずつ生活に有機野菜を取り入れてみてはいかがでしょうか?

取材・文/富永玲奈(アプレミディ)
撮影/三橋優美子

有機野菜の力!
 

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