コラム
2022/02/15

【会員さんの疑問にお答え】歯みがきのブラッシング圧。どのくらいが適正?

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サンスター財団の歯科衛生士です。こんにちは!
「歯のブラッシング。私は圧力が強めのような気がしているのですが、正しい圧力、そしてみがき方教えてください」という会員さんの声がありました。そこで、ブラッシング圧について、また基本の歯みがきについて、専門家である私がお答えします。
あわせて適正なブラッシング圧を守るためのハブラシの選び方、持ち方、みがき方、時間の目安など、「基本のキ」についてもおまとめします。

適正なブラッシング圧は「150g~200g」

ゴシゴシと歯みがきをすることですっきり感を感じるという方は要注意。ブラッシング圧が強すぎると歯肉の退縮のリスクがあります。これが知覚過敏や歯周病などの原因にもなってしまうんです。適切な圧を知ることはお口の環境を守るためにも大切なんですよ。

さて、適正のブラッシング圧ですが、150g~200gです。これはハブラシを歯に当てた時、毛先が広がらない程度の力。みがくというよりも歯肉のマッサージをする感覚でやさしく、小さく小刻みに動かします。歯に付着する細菌の塊「プラーク」はのり状なので、適正な力でみがけば、力を入れすぎなくてもとれるんです。歯間になにか詰まった感覚があれば、強くハブラシを使って掻き出すのではなく歯間ブラシやフロスを併用してください。


毛先が広がらない程度に当てるように。実はかなりソフトタッチなのです。

正しいブラッシング。動画で紹介

でも、つい力が入ってしまうという方もいらっしゃるかと思います。そこで、ブラッシング圧を適正に保つポイントを紹介しましょう。

まずハブラシはペングリップで持ちましょう。こうすると良い意味で力を入れにくいんです。ハブラシ選びも、ご自身がペングリップで持ちやすいものがいいですね。

角度は歯と歯肉の境目に45度で。力は入れなくてもしっかりプラークにアプローチできるんですよ。

こちらはここまでの内容をまとめた動画です。加えて歯みがきの順序などもわかりますので、一度、こちらを見ながら試してみてくださいね。

もう1点大切なこと。「ながらみがき」ではなく鏡を見ながらみがきましょう。力加減やグリップを意識できますし、また、どこをブラッシングしているのかがわかりますからみがき残しも少なくなります。
「歯みがきは長時間しないといけない」と思われている方もいらっしゃるようですね。長時間なのでなにかしながらというお気持ちはわかります。でも長時間強いブラッシング圧でみがくのは歯肉の退縮などのリスクを高めてしまいます。しかも「ながらみがき」だと途中無意識になっていることも多いので、しっかりと順番を決めてお口全体をみがけるよう意識して3分間を目安にして行いましょう。

ブラッシングの「基本のキ」をおさらい

では、ブラッシング圧についてのご質問へのお答えを含めて、ブラッシングについてのおさらいをしましょう。

ブラッシング圧は「150g~200g」
目安は歯に当てた時、「毛先が広がらない程度」
ハブラシの持ち方は「ペングリップ」
角度は歯と歯ぐきの境目に「45度」
歯を1本ずつみがく意識で、動かし方は「小さく小刻みに」
圧が強い人のハブラシのおススメは「ふつう」か「やわらかめ」
「ながら」ではなく「鏡を見ながら3分」

正しく、やさしく、無駄に時間をかけず。「しっかり」というと、ゴシゴシ、強く、長時間と思われてしまうかもしれませんが、文字通り肩の力を抜いて歯みがきをしていただけましたら!

取材・記事 岩瀬大二

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