コラム
2020/07/14

「おうちのこと」第2回:においが気になる夏のキッチン。日頃のメンテとお掃除のコツ

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暑くなってくると、部屋の中はとても気温が高くなります。そのため、これまでは気にならなった箇所からイヤなにおいが…。夏のキッチンのメンテナンスやお掃除は、ほかの季節より気を付けたいですね。

この連載は、「家のコトは生きるコト」をモットーとする一般社団法人 辰巳渚の家事塾で家事セラピストとして活躍する方に、私たちの生活の「困った」をお伺いするシリーズ。第1回目では洗濯についてのアドバイスをしていただきましたが、第2回目は、夏のキッチンのいやなにおいの解消について、辰巳渚の家事塾で代表理事を務める淀川洋子さんに伺いました。

プロフィール

辰巳渚の家事塾
100万部を超えるベストセラーとなった『「捨てる!」技術』の著者である辰巳渚さんが主宰。辰巳さんの亡き後も、「家のコトは生きるコト」をモットーにたくさんの家事セラピストを輩出し、生活の「困った」を解決するべく活動している。

においのもとになる生ゴミは日々の捨て方が大切

料理をすると毎日出る生ゴミは、人によっては排水溝や三角コーナーにためているかもしれません。基本的なことですが、それぞれ、ゴミが出るたびに、次のように処理をして捨てるのがコツです。

・新聞紙などに包み、ビニール袋にいれて口を結んでから捨てる
たまった生ゴミは、その都度、水気が出ないように新聞やチラシに包み、においが漏れないようにビニール袋に入れて口を結びます。それからゴミ箱に入れるとよいでしょう。そのまま捨てると、燃えるゴミの回収日までの数日間で、かなりにおってしまいます。

・三角コーナーや排水溝は、1日の最後に洗う
ゴミを捨てていても、三角コーナーや排水溝に残ったぬめりなどからにおうこともあります。1日の終わりの食器洗いの後、ついでに洗い流して水気を拭きとるとよいでしょう。


1日の終わりには、三角コーナーの裏側も掃除しましょう。

シンクや電子レンジ、ふきん、食器棚は水分が大敵!

そのほかに、水気や油汚れも雑菌やカビが発生し、においのもとになります。次のようなことに日々気を付ければ、においを防ぐことができます。

・シンクや電子レンジは、1日の最後に拭き上げる
シンクの水気は最後に拭きとると汚れや雑菌がたまりません。また、電子レンジも蒸気がこもりやすいので、毎回水気をふき取ると万全です。


電子レンジも使うたびに。

・食器拭きや台ふきんなどはこまめに洗濯を
水分が多く雑菌が繁殖しがちな食器拭きや台ふきんは、におう前に洗濯をしましょう。また、キッチンペーパーなどでふき取る、と割り切るのもひとつの方法です。

・戸棚や食器棚は湿気がこもらないように
料理道具や食器などをしまう時には、水気をしっかりと拭きとりましょう。水分が残っているとカビの原因となり、においのもとになります。寝ている間は戸を開けておき、換気をよくしておいてもよいでしょう。

「日々の最後にきれいにするのは大変だと思うかもしれませんが、汚れがたまらないうちにやる方が楽ですよ」とのこと。毎日の習慣にできるといいですね。

汚れてしまったら、時間のある時にしっかりとお掃除

毎日こまめに汚れや水気を落とせたらいいですが、忙しい時や疲れている時は、そうもいきません。また、習慣になるまでは、なかなか難しいという人もいるでしょう。軽く拭いても取れないくらいの汚れやにおいが付いてしまったら、少し気合を入れて、次のようにしっかりと掃除しましょう。

・シンクやコンロ、タイルなど
ビニール手袋をして、キッチンペーパーを該当箇所にあて、酸素系漂白剤をスプレーします。そのまま貼り付けておき、30分ほど置いてから拭いて汚れを落とします。

・ガスコンロや五徳(ごとく)
ガスコンロの天板や五徳(ごとく)の汚れも、キッチンペーパーと塩素系漂白剤で同様に時間をおいておきます。その後、キッチン用のクリームクレンザーなどを使い、古いハブラシで細かく汚れを落としていきます。五徳(ごとく)は特に焦げ付きが落としにくいので、こまめに掃除するのがおすすめ。


ガスコンロのしつこい汚れは、ハブラシで細かく掃除を。

・パッキンのカビ
タイルの隙間など、パッキン部分がカビてしまったら、なかなか取れません。手荒れを防ぐためビニール手袋をして、キッチンペーパーにカビ取り剤をふりかけ、時間をおいて拭き取りましょう。

・三角コーナーや排水溝のゴミ受け
ぬめりや汚れ、カビなどが付いた三角コーナーや排水溝のゴミ受けは、洗い桶に塩素系漂白剤を入れ、しばらくつけておき、一気に流します。流す時にも手が荒れないように、ビニール手袋をしましょう。

食品が傷みやすい冷蔵庫も気を付けて

この時期は、冷蔵庫の食品も傷みやすく、においが発生することがあります。食品を腐らせないためにも、日々のメンテナンスが大切です。小さな工夫でにおいしらずの冷蔵庫にしたいですね。

・食品を奥の方に入れない
大きな冷蔵庫の奥の方まで食品を入れると、何週間も忘れていつの間にか傷んでいることも。「半分から奥には入れない」と決めて、手前だけ使うのもおすすめです。

・週に一度は奥の食品まで見直す
週に一度、日曜日などのゆっくりした時間に奥のものを確認するとよいでしょう。買い出しをするタイミングで、しっかりチェックすると安心です。

・液だれなどはこまめに拭き取る
醤油やソースの液だれも、放っておくとにおいの原因に。気が付いた時にさっと拭き取るようにしましょう。

・下ごしらえや小分けにして冷凍
食品をまとめて購入したら、そのまま冷蔵庫に入れるのではなく、小分けにしたり、下ごしらえをして1回分ずつ冷凍しておくと便利です。ラップにくるんで、ジッパー付きの袋に入れるとよいでしょう。


食品を小分けにして冷凍しておけば、におうこともなく使う時にも便利。

・脱臭効果のあるものを入れておく
古いコーヒーの粉など、脱臭効果のあるものを袋や不織布などに入れ、冷蔵庫に入れておくとにおいの防止になります。

毎日こまめに拭き取るか、定期的にまとめて掃除をするか。人によって適した方法はそれぞれなので、紹介した方法を参考に、快適な「自分流」を見つけてくださいね。

取材・記事 栃尾江美

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日頃のお手入れに。除菌・消臭も!
 

ピカピカ輝く水まわりを我が家に。一部の高級ホテルにおいて、「輝き洗剤キーラ」と同じ中身の洗剤が使用されています。
※高級ホテルとは5つ星制度により評価をする予約サイトにおける4つ星以上のホテルを指しています。

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