生活習慣のコツ
2018/06/05

お家の雑菌が気になるあなた。お口の菌も気にしませんか?

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身の周りをお掃除していても…見落としがちな、雑菌対策の落とし穴。

今年もまもなく、ジメジメ、蒸し蒸しする季節がやってきます。この時季は、洗濯物が乾きにくくてにおいが発生したり、まな板の汚れや排水口のヌメヌメが目についたり、どんな家事をしていても雑菌が気になりがちですね。事実、6月は食中毒など、さまざまな菌を原因とする感染症が流行しやすい時期。清潔に過ごすためにはもちろん、家族の健康のためにも、除菌スプレーや抗菌グッズをあちこちに置いて、対策をしている方も多いのではないでしょうか。

でもちょっと待って!お家の中よりももっと身近なところで、細菌が繁殖している場所があることをご存じですか?
それが、お口の中。
「カラダの中に菌が入らないように」と一生懸命お掃除していたのに、そもそもカラダの入り口ともいえるお口の中に大量の菌が棲んでいるなんて…。この事実、身の周りの菌が気になる方ならちょっと放っておけなくはありませんか?実は、菌が気になる場所の中でも、お口の中は、“正しくケア・掃除できている”と回答した方が1割しかいないんです。また、排水口やまな板よりもお口のほうが600倍も菌が多いということを知っている方はたった2割でした。

お口の菌はムシ歯だけでなく健康にも影響が!

適度な温度も湿度も、食べカスなどの栄養もあるお口の中は、実は菌の温床。歯に関連する歯周病菌、う蝕(ムシ歯)関連菌のほかにも、肺炎関連菌(肺炎球菌・黄色ブドウ球菌・緑膿菌ほか)、カビの一種の真菌(カンジダほか)などがいることも。すべてがカラダに悪い菌だったり、すぐに体調に悪影響を与えたりするというものではありませんが、それでもあまりよい気持ちはしませんよね。

また、歯周病菌がもたらす歯周病はお口の中だけでなく、全身の健康にも影響を及ぼすことが研究で明らかになってきています。例えば、糖尿病は合併症として歯周病を起こしやすく、反対に歯周病を治療することで糖尿病の方の血糖コントロールが改善するという報告も。さらに歯周病は、心疾患、早産、低体重児出産、誤嚥性肺炎、骨粗しょう症などのリスクを高めることも指摘されています。だからこそ、歯周病菌をはじめとするさまざまな菌の温床となるプラーク(歯垢)を取り除いておくことはとても大切!ちなみにプラーク1mgには、なんと約10億もの菌が棲みついているといわれています。まずはこのプラークを、しっかりと効率的に落とす方法をマスターすることからはじめましょう。

プラスαのケアでお口の中もキレイなあなたに。

身の周りの菌を気にする方なら「毎日きちんと歯みがきしているから大丈夫」と自信があるかも?でも実は、どんなに頑張って歯みがきしても、ハブラシだけでは歯と歯の間のプラークは、約6割しか落とせていないんです。


出典元:日本歯科保存学雑誌,48,272-277 (2005)

また、歯みがきをして就寝した6時間後の起床時には、唾液中の細菌の数は約5倍に増えているというデータもあります。これは、お口の中を洗浄する役割のある唾液の分泌が睡眠中に減ってしまうため。朝、起きた時に感じるあの嫌なネバつきは、細菌の影響ともいえるのです。


出典:サンスター調査

だからこそ、特に重視したいのはおやすみ前のケアです。ハブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシなどの歯間クリーナー(※)をプラスして、ハブラシだけでは落としにくい歯と歯の間のプラークを除去しましょう。
前出のグラフにもあるように、歯間クリーナーをプラスすると、歯間部のプラーク除去率は約6割から約8割にまでアップします!

さらにしっかりケアしたい方は、液体ハミガキもおすすめです。お口の中のすみずみまで薬用成分が広がり、効率的に歯みがきができますので、しっかり丁寧にみがきたい方はぜひ!また、ペースト派の方は、歯みがき後の仕上げに殺菌剤配合の洗口液を使ってみても。
プラスαのオーラルケアで、今日からお家だけでなく、お口の中もキレイ好きなあなた、そして健康なあなたを目指してくださいね。

※歯間クリーナーとは、フロスと歯間ブラシの総称

 

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