暖冬といわれる今年の冬ですが、この時期は気温に関わらず風邪やインフルエンザに注意が必要です。
糖尿病の人は血糖コントロールが良くない状態が続くと、体の免疫機能が落ちていることもあり、特に注意が必要なのだそう。
そこで今週は、この冬ぜひ皆さんに行っていただきたい、インフルエンザ予防のための5つの対策をご紹介します!
例年11月上旬頃から、4月上旬頃まで流行するインフルエンザですが、日本では毎年何人くらいがかかっているか、皆さんご存じですか?
なんと、日本では毎年1,000万人以上がインフルエンザを発症しているのだそう!(かく言う私も、昨年インフルエンザにかかった1人です^^;)
インフルエンザを発症すると、多くの場合1週間程度で回復しますが、なかには肺炎や脳症などの重い合併症が現れ、入院治療を必要とする人もいるそうです。
特に、高齢の方や糖尿病などの基礎疾患のある人は、重症化する可能性も高いようなので、皆さんにはこの時期ひときわのご注意をお願いしたいなと思います。
さてインフルエンザの対策で有効な手段のひとつが、ワクチンの接種です。2,600人以上の医師を対象にしたアンケートでは、9割以上がワクチンを「接種済み」、または近く「接種予定」、さらに、その中の約95%がワクチン接種を推奨していることからもその有効性が伝わってきますよね!
ですが「ワクチンを接種したから大丈夫♪」と気をゆるめて手洗いなどを怠っていると、体内にウイルスが侵入してしまいます。
ウイルスを侵入させないようにするためには、こちらの5つの対策が重要です!
・ 外出後の手洗い
・ 適度な湿度の保持
・ 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
・ 人混みや繁華街への外出を控える
・ 体重を毎日はかる
どれも簡単に実践できる内容なので、逆に疎かになることもあるのではないでしょうか。ですが予防のために、こちらの対策をバカにせず、しっかり取り組みましょう。
でも「気をつけていたはずなのに、風邪やインフルエンザにかかってしまった・・・」
そんなこともあると思います。その際、以下の自覚症状がある場合には迷わず医師の治療を受けてくださいね。
・風邪やインフルエンザのせいで食事をできない時間が6時間を越える
・嘔吐する
・39度以上の高熱が出ている
・60mg/dL未満の低血糖や、300mg/dL以上の高血糖
※引用元:糖尿病ネットワーク
インフルエンザの予防接種は効果的 糖尿病の人に必要な5つの対策 - 2015年11月27日
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2015/024489.php
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