コラム
2019/04/16

気づかないうちに進行する、歯周病のケアと予防

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歯周病は手遅れになりやすい?

歯周病は、お口の中の「サイレントディジーズ(静かな病気)」と呼ばれるほど自覚症状が出にくく、気付かないうちに手遅れになりやすい病気です。

進行するに従って症状が変わり、放っておくと最終的には歯が数本まとめて抜け落ちてしまうことも。しかし初期の段階で変化に気付き、歯科医院での治療やセルフケアをおこなえば、症状の進行を食い止めることができるのです!

では、歯周病の進行ステップと症状を順に見ていきましょう。

歯周病はどのように進行するか

●健康な歯周組織
健康なハグキ(歯肉)はピンク色で弾力があり、歯と歯の間の歯肉(歯間乳頭)は引き締まった三角形をしています。歯とハグキの境目にある溝(歯肉溝)の深さは1~2㎜です。

●歯肉炎
歯肉炎は歯周病の始まり。プラーク(歯垢)の中の細菌によって、ハグキが炎症を起こして赤く腫れます。歯肉溝が3~5mmと深くなり、仮性ポケットといわれる状態になります。

ところが、歯みがきのときに出血することがあるくらいで、痛みや歯のぐらつきなどの症状はないため放っておきがち。この段階で放っておかずに歯科医院を受診することが、歯周病のケアにとても重要です。治療やセルフケアを始めるタイミングによっては、ハグキが元の健康な状態に戻る可能性もあります。

●歯周炎
歯肉炎を放っておくと歯周炎に進行してしまいます。炎症がハグキだけではなくその下にある組織(歯根膜や歯槽骨)に及び、歯周組織の破壊が進みます。

ハグキの腫れや出血に加え、冷たいものがしみる、膿が出る、歯がグラグラする、口臭が強くなる…などの自覚症状が現れることがあります。

●歯が抜ける
さらに進行すると歯槽骨が破壊されて歯を支えることができなくなり、歯が抜けてしまいます。

早めの歯科医院受診&健康なハグキのセルフケアを

歯周病は放っておいても治る病気ではありません。症状が進行するほど治療も困難になり、必要な時間や費用も大きくなります。定期的に歯科医院を受診し、歯周病の早期発見・治療をしましょう。

また、健康なハグキの歯周病予防のために、日頃からセルフケアをすることも大切です。加齢によるハグキの衰えが気になる方には、ハグキの血行を促進し、ハグキを内側から強くして歯周病を防ぐ「ガム歯周プロケアシリーズ」がおすすめ。
弱ったハグキや歯間が気になる場合は、「歯間クリーナー」と「歯間ジェル」を使って歯間もケアしましょう。

歯科医院受診とセルフケアを組み合わせて、歯周病をしっかり予防していきたいですね!

あなたのお口に合わせたケアを
 

歯周病菌とたたかいつづけてきたサンスターG・U・M(ガム)のオーラルケア商品で、あなたに合った歯周病ケアをはじめましょう。

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