約半世紀ぶりに新たな「指定野菜」として、2026年度から追加されることになったブロッコリー。需要が増えているというブロッコリーについて調べてみると、魅力がたくさんあることが判明しました!なぜ、ブロッコリーが注目されているのか?その秘密に迫ります。
2026年度から、「指定野菜」として適用されることになったブロッコリー。「指定野菜」とは、国民生活に欠かせない野菜として国(農林水産省)が定めている野菜のことです。これまでにキャベツやだいこん、トマトなど、14品目が「指定野菜」として認定されていましたが、そこにブロッコリーが加わることになったのです。「指定野菜」に新たな野菜が加わるのは、約半世紀ぶりということです。
その背景にあるのが需要の増加です。農林水産省によると、人口減少などの影響で、ほかの野菜の生産量は過去10年間、横ばいか減少している中、ブロッコリーは、2022年の出荷量が15万7100トンと、2012年の時と比べると約3割、1989年の7万7千トンからは2倍以上に拡大しています(※1)。
そこで需要の増えているブロッコリーの安定的な生産・供給に向けて、「指定野菜」として追加されることになったのです。
ところで、指定野菜に加わることが決まり、注目が集まっているブロッコリーですが、ボディービルダーや筋トレをしている人が、鶏のささ身などと一緒に食べているイメージはありませんか。なぜ、筋肉を鍛える人たちは、ブロッコリーを食べるのか。ブロッコリーとは、一体、どんな栄養価を持つ野菜なのでしょうか?
調べてみると、ブロッコリーは栄養に優れた野菜であることがわかってきました。より詳しく、ブロッコリーの栄養の特徴について見てみましょう。
<ブロッコリーの栄養の特徴>
その1 ビタミンCが豊富
ブロッコリーの小さなつぶつぶは花が咲く前のつぼみで、このつぼみや茎の部分には、身体のさまざまなはたらきに必要なビタミンCが豊富に含まれています。茎の部分は、捨てられがちですが、甘みがあっておいしく食べられる部分なので、無駄なく活用するのがよいそうです。
その2 「食物繊維」を多く含み、腸内環境に良い影響も
ブロッコリー100gあたりには5.1gの食物繊維が含まれるといわれます。そのほとんどが不溶性と呼ばれる水に溶けない食物繊維です。不溶性食物繊維は、水分を吸って膨らむ特徴があり、腸内環境を整えるためにも必要な栄養素です。
その3 野菜の中でトップクラスのたんぱく質を含有
ブロッコリーは、大根やレタス、にんじん、キャベツといったほかの野菜よりも多くのたんぱく質を含み、野菜の中でもトップクラスを誇ります。一方で、糖質は少ないため、筋トレをする方のようにたんぱく質の摂取を気にする方に選ばれる食材となっているようです。
その4 体内でビタミンAに変わるβ-カロテンも含まれる
β-カロテンは、体内でビタミンAに変わる栄養素で、特に目や皮膚の健康を守るはたらきがあります。抗酸化作用を持つことも知られており、毎日の健康維持にも役立つとされています。
その5 女性にうれしい!「鉄分」も摂取できる
ブロッコリーにも植物性の鉄分(非ヘム鉄)が含まれています。ただ、そのままでは吸収率が低いため、効率的に摂取するには、肉や魚などの動物性たんぱく質と一緒に食べるのがおすすめだそうです。
以上の5つの特徴を踏まえて、ボディービルダーや筋トレをしている人が鶏肉とともにブロッコリーを好んで食べるのはなぜか、さまざまなアスリートのトレーニング指導をするトレーナーの方にもお話を聞いてみました。
「栄養学的な観点でいうと、肉類を食べていれば、たんぱく質の代謝に必要なビタミンB6はある程度摂取できると考えられます。しかし、ビタミンCは肉類だけで補うことはできません。ビタミンCは主として果実類に豊富な栄養素ですが、果実で摂取する場合、果糖という単糖類(糖類)が含まれ脂質を減らすことの妨げとなります。ブロッコリーは、糖類が少なくビタミンCやミネラル類を摂取できる野菜なので、栄養バランスを踏まえ肉類と一緒に食べられているのではないでしょうか」
筋肉トレの効果を高めるには、食事も大事なポイントのひとつ。そこで食事のバランスを考慮した結果、ブロッコリーに注目しているようなのです。
サンスターが提供する「緑でサラナ」(特定保健用食品)(※2)はブロッコリーをはじめとする8種類の青野菜と2種類の果物をブレンドしたドリンクで、自然の恵みをしっかりと味わえます。また、血中コレステロール(特にLDLコレステロール)を低下させるはたらきを持つブロッコリー・キャベツ由来のSMCS(天然アミノ酸)を1缶あたり26mg配合しているのも特徴です。
先ほど、5つの特徴をあげたようにブロッコリーは、身体にうれしい栄養を補える食べ物です。ぜひ、意識してとっていきたいところですが、忙しいと献立を考えたり、調理をしたりが負担になることもありますよね。そんな時、ブロッコリーをはじめ、たくさんの野菜を配合したドリンクタイプの「緑でサラナ」を活用するのも、ひとつの手かもしれません。さっそく、あなたも毎日の健康習慣に「緑でサラナ」をプラスしてみませんか。
※1 農林水産省 作物統計 作況調査(野菜)
※2 本品は、血中コレステロール(特にLDLコレステロール)を低下させるはたらきがあるブロッコリー・キャベツ由来のSMCS(天然アミノ酸)を豊富に含んでいます。コレステロールが気になる方や高めの方に適しています。
食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
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