つい3カ月前まで、毎日「暑い!暑い!暑い!」と言っていたのに、今や街の中も積雪で、「寒い!寒い!寒い!」に変わりました。気温差35℃に対応する人間の身体は、ほんと凄いですね。暖房機やダウンジャケットがない氷河期に生き抜いた人類は、もっと凄いです。
氷河期のような過酷な環境で生き残るために、人間、動物は身体に脂肪を蓄えるようになりました。
厚い脂肪層は、冷たい外気から体を守る天然の防寒着、断熱材となったのです。
また、いつ食料にありつけるか分からなかったり、厳しい寒さに耐えたりするためには、身体に効率よくエネルギー源を蓄えておく必要がありました。
だから、私の、皆さんの脂肪は、太古の人類からのクリスマスプレゼントなんです。脂肪が付いているなあと思うそこの貴女、私、ぜんぜん恥ずかしいことではありません。決して無駄にせず大切なものとして、自信を持って指でぷにゅっと摘んで可愛がってあげて下さい。
でも、太古の人は、狩りをする=毎日獲物を取れて食事をできたわけではない、油で調理していない、運動となっていたでしょうから、成人病にならない適度な脂肪の付き方だったんでしょうね(笑)
飽食の現代を生きる会員の皆様におかれましては、「脂肪つきすぎ注意報」をちょこっと気にしながら、栄養をつけて、寒い冬を一緒に乗り切りましょう。

約6時間前