*本投稿は、効果や効能を保証するものではございません。
*論文の中の話です。
*みなさんの日常生活の知恵として参考にしていただければ幸いです。
*【ペットボトルの緑茶のことを記載しておりません。】
今回、緑茶について静岡大学などの論文を用いて、紹介していきたいと思います。
(太陽化学株式会社他)
①:睡眠との関係性
①-1:よく眠れて疲れが取れやすい
(太陽化学株式会社)
→L-テアニンが関係
→L-テアニンがあることによって、睡眠効率が向上すると言われています。
①-2:良質な睡眠に繋がりやすい
(伊藤園と愛媛県立医療技術大学の共同研究)
(女子学生で検証)
→カフェイン、L-テアニンが関係
→カフェインとL-テアニンを組み合わせた場合、カフェインのマイナス(覚醒)の影響を
L-テアニンが打ち消すようです。
①-2:どのようにして睡眠を促すのか。
(出典:Reduced Stress and Improved Sleep Quality Caused by Green Tea Are Associated with a Reduced Caffeine Content,Keiko Unno et al.Nutrients 2017, 9(7), 777)
(静岡大学)
(水だし緑茶で検証)
(マウスでの動物実験)
・緑茶に含まれているL-テアニンが関係
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・脳内でGABAの分泌を促す。
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・リラックスさせるらしいです。
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・テアニンとカフェインが同時に摂取することより、
カフェインの眠気に対する覚醒作用を打ち消すらしいです。
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・カフェインを抑制した緑茶は、L-テアニンによって睡眠の質が向上すると言われています。
②:通常の緑茶VS低カフェイン緑茶
(出典:お茶成分の脳における作用-3 静岡県立大学・茶学総合研究センター他)
(通常の緑茶、低カフェイン緑茶で検証)
→低カフェイン緑茶の方が、睡眠の質が良いと言われています
*低温で作るお茶はカフェインが少なくテアニンが多い
③:水出し緑茶の作り方
(農林水産省、三國屋善五郎、農研機構他)
・緑茶(粉末状)を用意
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・お茶パックに入れる
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・冷水ポットに緑茶を入れる
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・水を1L程度入れる
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・軽く混ぜる
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・冷やす(6時間程度)
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・お茶のうまみが沈んでいるため、しっかりかき混ぜる
*高温だとカテキンは抽出されるようですが、テアニンに抽出されないようです。
(出典:日本カテキン学会)
④:まとめ【論文の中の話】
・よく眠れて疲れが取れやすい
・良質な睡眠に繋がりやすい
・低温で作るお茶はカフェインが少なくテアニンが多い
・テアニンが良い仕事をする
・ポイントは水出し緑茶
2025/11/28