コラム
2017/08/21

紫外線だけじゃない!シミができる仕組みを知れば、美白ケアのコツがわかります

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シミのもとメラニンは、実は肌の味方だった?

この時期「シミなんてなければいいのに」と思うのが女ごころ。でも実はシミのもとになるメラニンは、単なる悪者とはいえない部分もあるんです。

紫外線などの刺激を受けると、肌深部のメラノサイトに「肌を守れ」という信号が送られ、メラニンが生み出だされます。実はメラニンは自らの色素で、刺激から肌を守るはたらきをしているのです。そして役目を果たしながら、約28日の表皮の代謝(ターンオーバー)に乗って肌表面に押し上げられ、最後には角質となってはがれ落ちます。

ところが、加齢やストレス、睡眠不足などの影響でこのターンオーバーが滞ったり、刺激が強く継続的にメラニンが大量に生み出し続けられたりすると、肌の中にメラニンが蓄積。これがシミとなって現れてしまうのです。

シミを作るきっかけ=刺激になる4つのこと

シミを作らないためには肌に刺激を与えないことが何より大切!刺激となるのは、紫外線だけではありません。シミを作るきっかけとなる代表的な刺激を覚えておきましょう。

【1】紫外線
レジャーやスポーツの時はもちろんですが、洗濯物干しやゴミ出しなどで浴びる少しの紫外線も、積み重なるとシミの原因に。目からの紫外線も刺激の1つとしてメラニン生成を促してしまうという研究結果(※)もあるそう。UVカットサングラスも重要ですね。

※2003年大阪市立大学医学部の井上正康教授(生化学)による論文

【2】炎症や物理的な刺激
皮膚トラブルやニキビなどの炎症で、メラニンが過剰に生成されることも。ナイロンタオルやチークブラシなどで肌を強くこすることも、肌への刺激となり、メラノサイトを活性化させてしまうので避けましょう。

【3】女性ホルモン
黄体ホルモンがメラニンを増加させることも。黄体ホルモンが増える生理前や妊娠中はシミができやすい状態に。こうした時期には、いつも以上に紫外線ケアを怠りなく!

【4】生活スタイル
睡眠不足、疲労、ストレス、喫煙などで体内に発生した活性酸素がメラノサイトを刺激。またビタミンやミネラル不足など食生活の乱れも影響が。生活習慣を見直すことも大切です。

一見、気を使うことが多くて大変そうに感じますが、シミができてしまってからケアするよりは、やっぱり「できる前のケア」の方が効果的。なかでも紫外線対策と規則正しい生活は美肌の基本!ぜひ意識してくださいね。

毎日のケアで、シミのもとにアプローチを
 

エクイタンスは身体の内と外、双方からのアプローチで、心身から香り立つような、ゆるぎない美しさを届けます。

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