コラム
2019/07/05

妊娠中の歯科治療で気をつけたいこと

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妊娠中のママのX線撮影

歯科治療で行われるX線撮影の放射線量は、私たちが日常生活の中で自然に浴びている放射線量よりも非常に少ないものです。ママが歯科用X線撮影を受けてもおなかの赤ちゃんにX線が直接あたることはないですし、放射線防御エプロンを着用するので心配いりません。

妊娠中のママのお薬(内服薬)

基本的に、妊娠中のママにはお薬を使用しない方向で考えます。ただ、お薬を使用しないことによりママやおなかの赤ちゃんに悪い影響を与える可能性がある場合は、妊娠中に使用しても影響が少ないお薬を必要最低限処方されることがあります。妊娠中にお薬を処方されたら、おなかの赤ちゃんへの影響やお薬の効果などについて医師や歯科医師とよく相談しておきましょう。

妊娠中のママの歯科麻酔

歯科治療では局部麻酔を使います。通常の麻酔量で妊娠中のママやおなかの赤ちゃんへ影響することはまずないと言ってよいでしょう。ただし、妊娠後期に使用すると早産の可能性があるので医師や歯科医師に相談しましょう。また歯科治療で行う麻酔で気分が悪くなったなどの経験がある場合は必ず医師や歯科医師に伝えておきましょう。

妊娠中のママの歯科治療の注意点・ポイント

母子健康手帳
妊娠中は母子健康手帳を常に携帯しましょう。母子手帳は妊娠中のママの健康状態を知ってもらうために必要です。また歯科医院で妊娠中の歯の状態を記入してもらえます。

問診票
現在の妊娠の経過、産婦人科についての状況、歯科治療に関する要望などを問診票に詳しく記入しましょう。

主訴
診察や治療が始まる前に、もう一度現在の歯の状態を歯科医師に伝えましょう。そして、実際の歯の状態やどのような治療が必要か歯科医師から説明を受けましょう。よく理解して治療を受けることがとても大切です。

治療時の体位
妊娠中は大きくなった子宮が周囲の血管を圧迫するためにうっ血がおこりやすくなります。長時間慣れない姿勢でいると苦しくなることもありますので、椅子を倒しすぎないよう、できるだけ楽な体位を取れるようにお願しましょう。

立ちくらみ、頻尿、つわり
妊娠中は急に起き上がったり立ち上がったりすると、立ちくらみを起こしたりするのでゆっくりと動きましょう。また気分が悪くなったり、トイレが近くなったら治療中でも我慢しないで歯科医師に伝えましょう。

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