コラム
2019/06/28

乳歯と永久歯の本数

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乳歯は何本?

乳歯は全部で20本あります。生後6ヶ月頃から生え始め、3歳頃までに生え揃います。
歯列の真ん中(お口の入り口に近い方)には前歯(乳中切歯と乳側切歯)が上下あわせて8本あります。その奥には乳犬歯が上下左右あわせて4本、さらにその奥には臼歯(乳臼歯)が左右2本ずつで上下あわせて8本あります。

乳歯は永久歯に比べて表面のエナメル質が弱く、むし歯の進行が速いという特徴がありますので、しっかり予防することが大切です。また、乳歯のむし歯を放っておくと乳歯の下に待機する永久歯にも悪影響を与えます。

永久歯は何本?

永久歯は全部で28本(親知らずを入れると32本)あります。6歳頃から生え始め、12歳頃までに生え揃います。
歯列の真ん中(お口の入り口に近い方)には前歯(切歯)が左右に2本ずつで上下あわせて8本あります。その奥には糸切り歯と呼ばれる犬歯が上下左右あわせて4本、さらにその奥には小臼歯が左右2本ずつで上下あわせて8本、一番奥には大臼歯と呼ばれる大きな歯が左右2本ずつ上下あわせて8本(親知らずがある場合は12本)あります。
一番奥に生えてくる第三大臼歯(親知らず)は、思春期以降に一番遅く生えてくるので一般に「親知らず」と呼ばれています。

永久歯が28本もあると聞くと「そんなにたくさんあるなら、むし歯や歯周病で少しくらい歯がなくなっても大丈夫」なんて思った人もいるかもしれませんね。でも、その考えはとても危険です。歯を失うと、噛む力が弱まりますし、開いたスペースに向かってほかの歯が動いて噛みあわせがおかしくなったりもします。「1本くらい」が次々とトラブルを招き、いつの間にか『総入れ歯』なんてこともありうるのです。

親知らずは抜くべき?

親知らずを抜くか抜かないかの判断には、歯科医院での診察が必要です。歯科医師は、主に、親知らずが歯として機能していない場合に、抜くと判断します。親知らずが噛みあう相手の歯(上なら下、下なら上)が無かったり、斜めに生えていて、満足に噛むことができないのに、むし歯や歯周病になって腫れたり痛みが出るような場合は、抜いてしまう可能性が高くなります。特に女性の場合は、妊娠中に腫れや痛みが出ると対応に困ることがあるので、早めに抜いてしまう場合があります。
また、親知らずが生えてくることで手前の歯の歯並びや噛みあわせに悪影響を与えるような場合も抜くことがあります。上下に噛みあう歯があって、きちんと機能している場合には抜く必要はないと判断されるでしょう。
心配な場合は、まず歯科医院を受診して相談してみましょう。

 

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