備えていますか？災害時のオーラルケアのために知っておきたいこと

9月1日は「防災の日」。改めて災害や防災について考え、備えを見直したいものです。
避難場所や安否確認の方法、家具の転倒防止措置などとともに、大切なのが備蓄品や防災用品の見直し。災害時には、水や食料、携帯電話や充電器、現金などとともに、健康を維持するための衛生用品も欠かせません。タオルや常備薬、携帯トイレ、救急セットとならび、備えておきたいのがハブラシや液体ハミガキなどのオーラルケア用品です。

災害時こそ、お口の健康に気をつけて！

災害時に備えている防災用品について聞いたアンケート（※）では、グラフのとおり「ハブラシ・ハミガキ」を備えている人は全体の51%、「液体ハミガキ or 洗口液」を備えている人は32%でした。オーラルケア用品を備えている人はまだ少ないのが現状です。

※出典：2025年3月31日実施【Freeasy】全国アンケート調査（対象5,000人）

防災用品にオーラルケア用品が欠かせない理由は、災害時の健康維持において「お口のケア」が非常に重要な役割を果たすから。
災害時には断水で水が不足するため、貴重な水を歯みがきに使うことがためらわれます。歯みがきができないとお口の中を清潔に保つことが難しくなり、細菌が繁殖し健康にさまざまな影響を及ぼすことがあります。むし歯や歯周病のリスクが高まるのはもちろん、特に肺炎になりやすい高齢の方は注意が必要です。
災害時のオーラルケアは、お口の健康だけでなく、全身の健康にも影響するのです。こうした影響を防ぐために、水が不足した状況でも歯みがきに使える液体ハミガキを備えましょう。

サンスターでは、断水時でも歯がみがけてお口の健康を維持できるよう、日頃から液体ハミガキとハブラシを備蓄しておくことをおすすめしています。また、近年では自治体においても、長期保存可能な防災用液体ハミガキを備蓄するところが増えています。

備蓄品の期限切れを防ぐローリングストック

防災用品の備蓄方法としておすすめなのが、普段から水や食料、日用品を多めにストックしておくローリングストックです。
ローリングストックとは「ローリング（回転する）」と「ストック（備える）」をあわせた言葉。つまり、普段から多めに常備して災害に備え、古い物から順に普段使いし、ストックが半分くらいになったら買い足すというやりくり方法です。

常に一定量がストックできるうえ、賞味期限切れや使用期限切れを起こしにくく、また普段から食べ慣れ、使い慣れている物なので、非常時にも慌てずに済みます。
例えば、災害時は野菜不足になりがちですが、常温保存できる野菜飲料を多めに買い置きしておけば、手軽に野菜の栄養が摂れます。また、液体ハミガキも多めに買っておき、普段から使う習慣をつけておけば、断水で水が使えなくても歯がみがけます。

【参考記事】
こちらの記事もどうぞ＞＞
皆やり始めてる！？「ローリングストック法」で災害に備えよう！

備えに役立てよう！サンスターの防災への取り組み

サンスターでは、「防災にオーラルケア」の重要性を知っていただくために、イベントの開催や情報発信を行っています。イベントは、どなたでもご来場いただけますので、お気軽にご参加ください。

★サンスターのブースでは、避難所で実際に提供されている食事や、災害時に水がなくても使える液体ハミガキを、無料で実際に体験いただける「もしもCafe」を出店しています。
「もしもCafe」は、災害時におけるオーラルケアの重要性を知ってもらい、備えていただくことを目的としています。
ご参加いただいた方限定でサンプル配布も行っておりますので、お近くにお越しの際には、ぜひお気軽にご参加ください。

●サンスターサステナビリティクリップ　＃災害に備える
「サンスターサステナビリティクリップ」は、「地球環境」「共に生きる」「災害に備える」「健やかな人生」をテーマにサンスターの社員が取り組むサステナビリティの活動を紹介するWEBサイト。「災害に備える」ジャンルでは、専門家へのインタビューや、常日頃から行える防災のすすめを紹介しています。