ローションや乳液などの保湿剤を塗るタイミングに特に決まりはありませんが、スキンケアを欠かしたくないのはお風呂あがりです。
入浴直後の肌は水分をたっぷり含んでいてうるおっています。でも実際には、角質層の表面をおおっていた皮脂が流れ落ちている状態。保湿をしないと、入浴前の肌より乾燥してしまうことがわかっています。お風呂からあがったらできるだけ早めに、1時間以内を目安に保湿しましょう。
入浴後以外のタイミングでスキンケアを取り入れるのもおすすめです。保湿剤は1日1回塗るよりも1日2回塗るほうが効果的であることがわかっています。
たとえば、空気が乾燥する季節に外出から帰宅した後、外出後に汗を洗い流した後、おむつを取り替える時にカラダをふいた後、食事で汚れた口のまわりをふき取った後…。肌を洗ったりふいたりした後にこまめに保湿するとよいでしょう。
肌のトラブルは顔にもカラダにも現れる可能性があります、保湿剤は、頭から足の先まで、全身にムラなく塗ります。肌を強くこすらないように、そっと乗せるようにしてください。
保湿剤に記載の使用量を目安に、乾燥が気になるところには重ねづけを。時間が経ってから、カサカサを感じたらもう一度塗りましょう。
スキンケアを赤ちゃんがいやがる時は、赤ちゃんが好きな歌を口ずさみながら保湿剤を塗る、手にとった保湿剤を手のひらで人肌に温めてから塗るなどの工夫をしてみましょう。それでもいやがるようなら、使用感の違う保湿剤を試してみるとよいかもしれません。