骨粗鬆症は、骨密度が低下することで全身に影響を及ぼす病気ですが、お口の中にもその影響が現れることがあります。具体的には、歯を支える顎の骨が弱くなることで、歯周病が進行しやすくなったり、歯を失うリスクが高まる可能性があります。また、骨の回復力が低下するため、インプラント治療の成功率にも影響を与えることが考えられます。歯科でのレントゲン撮影では、顎骨の骨密度の低下がある程度確認できる場合もありますが、骨粗鬆症の診断はできません。
骨粗鬆症が疑われる場合は、医科での検査を受けることをおすすめします。日常的なケアを徹底し、歯周病の予防に努めることが大切です。定期的な歯科医院でのチェックを通じて、健康なお口の環境を維持しましょう。
2025/06/27 19:32