コラム
2025/05/15

梅雨もいきいき快適に!「梅雨だる」「湿気負け」をセルフケアで解消

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雨が続いて、じめじめした湿気を感じる梅雨。梅雨どきになるとだるさを感じたり、体調を崩しがちになる方もいるかもしれません。こうした不調は「梅雨だる」や「湿気負け」などと呼ばれます。自宅で手軽にできるセルフケアで、今年の梅雨は快適に乗り切りましょう!

こんな症状ありませんか?梅雨の不調をチェック

毎年5月後半から6月にかけて訪れる梅雨。梅雨入りすると、こんな症状に悩まされることはありませんか?

疲労感、倦怠感

気持ちの落ち込み、イライラしやすい

頭痛

眠気、寝つきの悪さ

肩こり、関節痛

冷え

これらの症状は、雨が続き、気温や湿度が高い状態が続くことから生じます。体調だけでなくメンタルにも影響するため、「やる気が出ない」と感じることも。

クラブサンスター会員さんにアンケート(※1)を行ったところ、65%の方が梅雨の時期に不調を感じていることがわかりました。

※1<「梅雨時期の不調」調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査対象:クラブサンスター会員
調査日:2025年4月
回答数:N=3,965

次に、梅雨時期に不調を感じることが多いとお答えの方に、どのような不調を感じることが多いか、不調の種類についてお聞きしました(複数回答可)。
上位から順に「疲労感・倦怠感」(70%)、「気持ちの落ち込み」(47%)、「頭痛」(41%)、「肩こり、関節痛」(38%)、「冷え」(24%)、「イライラしやすい」(19%)、「眠気」(19%)、「寝付きの悪さ」(16%)となり、人によってさまざまな不調を感じていることがわかりました。

また、寄せられたコメントからは、年齢や性別を問わず不調を感じていることがわかります。

「気が滅入ってやる気が起きず倦怠感があります。肩こりがひどくなります」(20~39歳女性)
「イライラして頭痛がひどいです」(40~59歳女性)
「体が重く感じて気持ちもなぜか上がらない」(40~59歳男性)
「肩こり、だるさがひどくなります」(60~79歳男性)

不調の原因は、低気圧や寒暖差、高湿度にあり

梅雨どきの不調の原因としては、低気圧や気温の急激な変化による自律神経の乱れや、高湿度による水分代謝の不調があります。

自律神経には、主に活動時にはたらく交感神経と、主に休息時にはたらく副交感神経の2種類があり、ふたつの神経がバランスよくはたらくことでカラダを調節しています。梅雨どきは自律神経が乱れることで、だるさや眠気を感じやすくなります。

梅雨は梅雨寒(つゆざむ)といわれる気温の低い日から、晴れて暑くなる日まで寒暖差が大きくなります。こうした気温差がストレスになり、自律神経の乱れにつながることも。また、長雨で湿度が高くなると体内の水分を排出しにくくなって、むくみや頭痛、肩こりにつながります。

梅雨の時期は、気圧や温度・湿度など気候の変化が激しく、体調不良になりやすいシーズンなのです。

手軽なセルフケアを毎日の生活に取り入れよう

「梅雨だる」「湿気負け」の症状を解消するポイントは、自律神経のバランスを整えること。日々の生活を見直し、セルフケアで梅雨の不調を解消しましょう。

・規則正しい生活
自律神経を整えるために、規則正しい生活を心がけましょう。早寝早起き、規則正しく食事を3食とる、適度な運動をしてしっかりと休息をとるといった生活習慣は、自律神経を整えるための第一歩です。

・栄養バランスのとれた食事
食欲不振や消化不良になりやすい梅雨の時期。食べ過ぎ・飲み過ぎを控え、主食・主菜・副菜を組み合わせたバランスの良い食事をとることを心がけましょう。

・質の良い睡眠
朝、疲れがとれてすっきりと起きられるように、できるだけ起床時間を揃えてカラダのリズムを整えましょう。寝つきを良くするために、眠る2時間前にはスマホの電源をオフにしておくのがオススメ。朝目覚めたら、カーテンを開けて朝の光を浴びましょう。太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされ、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになります。

・腸のケア
腸と自律神経は相互作用があり、互いに影響しあっています。腸内環境を整えるために、めかぶやとろろ、なめこなどのねばねば食材や、熟したフルーツなどの水溶性食物繊維を摂ることを心がけましょう。セルフ腸もみもおすすめです。

【参考記事】
こちらの記事もどうぞ>>
梅雨時期の体調不良は腸が原因かも!今すぐできる改善策とは?

お家でできるセルフケア「ツボ押し」もオススメ

手軽にできるセルフケアとして、「クラブサンスター」に掲載された過去のコラムから、「ツボ押し」を紹介します。

「ツボ押し」は血流がよくなり疲労感の軽減が期待でき、自律神経のはたらきを高める効果があります。
今回は、コリやカラダの不調に効く3つのツボを紹介します。
ツボ押しに使う指は、基本的に親指か人差し指です。押し方は「皮膚面に対して垂直に」、または「中心に向かって」押すのが原則。判子を押す程度のやや強めの力で5秒間を1セットとし5回ほど繰り返し押します。
指で押しにくい背中のツボには、ボールを使うのもオススメ。布団やベッドなどの上に置いたボールの上に仰向けになって乗り刺激します。

1 合谷(ごうこく)- 痛み全般に効く万能ツボ

手の甲を上にむけて指を広げ人差し指の骨(中手骨)の真ん中あたりにあります。痛みに万能のツボで前頭部痛も和らげます。

2 肩井(けんせい)- 肩コリに効く代表的なツボ

下を向いた時に首の付け根付近にある骨(第7頚椎棘突起)と肩先(肩峰)を結んだ真ん中あたりにあります。

3 心兪(しんゆ)- 背中のコリや痛みに効く

肩甲骨の真ん中あたりで、背骨の両脇にあります。
自分で簡単にできる「ツボ押し」で、梅雨の時期を健やかに乗り切りましょう。

【参考記事】
こちらの記事もどうぞ>>
梅雨の不調を吹き飛ばそう!お家でスッキリ「ツボ押し」によるセルフケア

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