健やかな頭髪を守り、育むためには、取り入れる「栄養」も大事だということをご存じでしたか?必要な栄養素と手軽で効果的に取り入れる方法を専門家に聞きました。
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「頭髪や毛根もカラダの一部。そして頭皮は皮膚。ですから頭髪も頭皮もタンパク質、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなど、カラダと皮膚に必要な栄養を必要としています」と大島さん。
「頭髪のためには海藻を取るのがいい」といった通説がありますが、頭髪もカラダの一部であるということを考えれば、そればかりを食べるのではなく、バランスの良い食事でいろいろな栄養を取り込むほうが健康的。そのうえで取り入れたい栄養素の代表格として注目されているのが「亜鉛」です。
「亜鉛には、頭髪の主成分であるケラチンなどタンパク質の合成を支える役目があるといわれています。髪のキューティクルの内側に補われることで、ハリやコシを与えてくれるんです」
ただ、亜鉛は体内で作り出すことができないため、食事などから摂取する必要があり、さらに40代から減少していくことが知られています。そこで、日々の食事で補うことを考えましょう。
「亜鉛が含まれる身近な食材は、例えば牡蠣、卵黄、豚のレバー、牛肩ロース、タラバガニ、スルメ、ココア、抹茶、アーモンド、ゴマなどです。それからパルメザンチーズもいいですね」
パルメザンチーズは気軽に使えるので常備しておきたい。
亜鉛をより効果的に体内に取り入れるには、ビタミンCと組み合わせるといい、と大島さん。例えばどのような食べ方をするといいでしょう。
「例えば、亜鉛を含む食材の代表格である牡蠣にはぜひレモンを絞ってください。レモンに含まれるビタミンCが亜鉛の吸収率を高めてくれます」
牡蠣と柑橘類の相性は味覚だけではなく頭髪にもいい。いよかんやはっさく、ポンカンなどもビタミンCが豊富。好みで組み合わせてみましょう。
ほかにも亜鉛が含まれる牛肩ロースとビタミンCが豊富なパプリカやブロッコリーの組み合わせや、亜鉛が豊富なゴマをビタミンCが含まれるホウレンソウに和えるなど、いろいろな工夫ができそうです。
「もし食事を自分で準備するのが大変だったら、コンビニのお弁当でも、常備しておいたパルメザンチーズやゴマなどをかけるだけで亜鉛を手軽に取り入れることができますよ」
亜鉛は頭髪にとって大切な栄養素ですが、頼るあまりに過剰摂取してしまうと健康被害の要因になりかねません。サプリに頼りすぎたり、亜鉛に偏った食事ばかりをするのではなく、バランスの良い摂取を心がけたいものです。
「食事や睡眠などが整ってカラダ全体の血流が良くなることでも、頭髪のハリやコシはしっかりしてきます。まずは健康的な生活をすることを第一に考えて、そのうえで亜鉛を取るようにしてください」
髪のためには、食事のほかにも亜鉛を配合したシャンプーを活用する方法があります。「MAGMAS(マグマス)」は、シャンプーでは髪に残すことが難しい毛髪補強成分(※1)「亜鉛」を髪の内側(※2)に浸透させて、髪を強くする亜鉛導入シャンプー。
こういった製品も上手に活用して、ハリとコシのある髪を保っていきたいですね。
MAGMAS(マグマス) 亜鉛導入シャンプー 400ml 3,200円(税込3,520円)
※1 毛髪保護成分
※2 毛髪のキューティクルの隙間に入り込むこと
取材・記事 岩瀬大二
「ずぶとく生きろ。」MAGMAS(マグマス)は、あふれる自信で、いつまでもハリのある人生を送りたい現代男性の為のトータルエイジングケアブランドです。