これは、もち米、笹の葉で作る「笹巻き」です。
「笹巻き」は、浸水後に水切りしたもち米を笹の葉で巻き、結びひもをかけた後、熱湯でゆで上げた食べ物です。ほかの都道府県では、童謡にあるように「ちまき」と呼ばれますから、皆さんも食べられたことがあるのではないでしょうか。
笹の葉には防腐性や抗菌性があるといわれ、昔から保存食や携帯食の包装によく使われる材料ですね。
山形県では、もち米を粒のまま使用する「笹巻き」や、灰汁水で煮る「笹巻き」は珍しい郷土食として知られています。灰汁水で煮る「笹巻き」は、写真のように「黄色」になります。食べ方も特徴があり、灰汁水で煮ない白い「笹巻き」は、お醤油&七味(初めて食卓に出された時、げっ!、これじゃご飯と一緒じゃん、と食べれなかった)、灰汁水で煮た「笹巻き」は、きな粉&黒蜜です。
「笹巻き」は、特に5月5日の端午の節句に供えられ、子供の健康と元気な成長を願い、「柏餅」と共に各家庭で食べられてきました。
今年も、皆さん未来ある子供達の健やかな健康を願いましょうね。
のんちゃん、「団子の節句」の方がいい。なんて言ってる私は、少し灰汁水で浸けられて人間の「悪」を抜いた方がいい🤭

2025/05/01

