コラム
2018/12/17

平日・短時間で取り組むスポーツで女性の活躍を!スポーツ庁が促進

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今回は「女性が取り組むスポーツ」について、こんな記事をご紹介いたします。

運動・スポーツを通じて女性の活躍を促進 子育て世代もサポート

女性のみなさんは普段、定期的な運動・スポーツをしていますか?
出産や育児を期に、止めてしまった、仕事や家事が忙しく決まった時間が取れない、運動できる場所がない、ひとりでは続ける気にならない。。。など、健康のためにやらなければと思っても、なかなか実施できないという方も多いのではないでしょうか。

実は女性のスポーツ実施率は男性に比べて低く、特に20歳代~40歳代の女性のスポーツ実施率が低いそうです。また、若い女性では、「やせすぎ」も問題となっており、その危険性を周知し、運動を促すことが必要になっています。

今回は、スポーツ庁が、スポーツを通じた女性の活躍を促進するためにとりまとめた方策についてご紹介します。

女性の「やせているから、糖尿病とは無縁」はウソ?

「私はやせているから、糖尿病とは無縁」と思っていませんか?実は、やせていても安心はできません。筋肉が少なかったり、筋肉に脂肪がたまっていると、やせている女性でも2型糖尿病のリスクが上昇するという研究発表があります。

筋肉の質の低下は、「体力の低下」「活動量の低下」「内臓脂肪の蓄積」「高脂肪の食事」などと関連しています。筋肉を低下させず、糖尿病のリスクを下げるためにも、女性も運動を習慣化する必要があるのです。

楽しく、平日に短時間で取り組めるスポーツを

調査によると、女性が運動・スポーツを実施しない要因は、20歳代では仕事、30~40歳代では家事・育児なのだそうです。

そこでスポーツ庁は、「スポーツを通じた女性の活躍促進会議」を設置。「楽しくスポーツをする」「生涯の健康のためにスポーツが重要である」をキーメッセージとし、2019年度の予算獲得を目指しています。

仕事をしながらスポーツをする際の条件として、女性の4割が「労働時間が規則的で計画を立てやすいこと」を挙げています。働く世代では、子供を預かってもらえる、子供と一緒に運動できるなどの条件もあり、スポーツプログラムの増加を促すなどの取り組みが必要となります。

スポーツに充てる時間は平日と休日でそれほど違いがなく、実施したいスポーツとして「エアロビクス・ヨガ・バレエ・ピラティス」「ジョギング・マラソン」などを挙げる女性が多いため、場の雰囲気やファッションなどの付加価値も必要であることがわかりますね。
 



また、高齢者がスポーツを継続できる環境づくりや、スポーツ施設での女性の更衣・授乳スペースの確保などのために、他事業や公共スポーツ施設への情報提供も必要です。

スポーツ庁では「平日に短時間で取り組めるスポーツを促していく必要がある」とし、企業・団体・自治体などと連携をした展開も図るとしています。

 

女性に特化したメッセージの発信

運動・スポーツの訴求は、メタボ対策のイメージが強い傾向にありますが、どちらかというと男性向けの発信が多く、女性に対してはインパクトがありません。女性に特化したメッセージを発信することが必要とされ、プログラム策定にあたっては、以下の4つの要素が盛り込まれています。

(1)運動不足や食事の摂取制限による「やせすぎ」は、年齢を重ねてから2型糖尿病や骨粗鬆症などのリスクを高める。「やせすぎ」のリスクを周知し、スポーツ実施を促進していくことが必要。高齢者では、骨密度測定などの普及も並行して行う。

(2)すべての年齢層の女性に「日常生活の中で楽しみながら体を動かす」ことを訴え、妊娠・出産・子育てなどで時間・場所に制限がある中でも、気軽にスポーツを楽しめることを発信していく。とくに、ほとんどスポーツを実施していない人や、若年層の女性を対象に、生活シーンの中で取り入れられるスポーツメニューを分かりやすく示す工夫が必要。メディアとの連携も図る。

(3)企業・団体などが、スポーツの実施機会を拡大させる効果的な取組みを行い、女性がさらにスポーツを実施しやすい環境を整備していく。健康や美などの付加価値もアピールし、スポーツへ誘引する活動を横展開で拡大していく。

(4)スポーツの実施以外の参加(「みる」「ささえる」)の楽しさも訴えかける内容とする。


いかがでしたか?今回の方策が実現することで、性別や年齢関係なく、だれでも気軽にスポーツを楽しめるようになると良いですね。たまきも期待したいと思います!


 

▶元記事を読む

※引用元:糖尿病ネットワーク
運動・スポーツを通じて女性の活躍を促進 子育て世代もサポート - 2018年11月28日
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2018/028688.php
[日本医療・健康情報研究所] Copyright © 2018 Soshinsha.

※このコラムは、「糖尿病とうまくつきあう」サイトに掲載されたものです。
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