コラム
2015/08/29

【Vol.2】お口の健康は、からだ全体の健康の「礎」 前編

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【Vol.2】お口の健康は、からだ全体の健康の「礎」

糖尿病とは一生のおつきあい
継続のためには、できることから自発的に、自分に合った方法を実行することが大切です。

2015年7月1日に一般財団法人 サンスター財団 附属千里歯科診療所(以下、サンスター診療所)が
リニューアルオープン。お子様からご高齢の方まで幅広い患者様のお口の健康はもちろんのこと、
全身の健康まで考えた歯科診療所に生まれ変わりました。
2015年7月15日、以前からサンスター診療所に定期的に通っていただいている竹田さんに、
新たなサンスター診療所にお越しいただき、お口とからだの健康の大切さについてお話を伺いました。

S
サンスター
T
竹田さん

放っておいたら糖尿病に。治療を始めてからはきちんと安定

S

はじめに、竹田さんが糖尿病だと診断されたきっかけを教えてください。

T

サラリーマン時代から健康診断などで糖尿病の気がありましたが、仕事がハードだったこともあり病院には通っていませんでした。しかし独立後、健康なはずなのに、仕事中にドキドキしたり、めまいがすることが時々あり、気になったので近くの内科に行くと、糖尿病だと診断されました。 独立前から糖尿病気味だとは思っていましたが、独立後のより不規則な生活が致命傷になったのではないかと思います。

S

近所の内科で最初に糖尿病と診断されたとのことですが、糖尿病専門医にかかられたのですか?

T

いいえ、最初に通院していた内科は糖尿病専門医ではありませんでした。そこには、10年近く通いましたが、数値に非常に厳しい先生で、少しでも数値が悪くなると、すぐに入院しないといけないと言われるので嫌でした。ですので、インターネットで近くの糖尿病専門医を探し、その後はそちらの糖尿病専門医に通っています。

S

その後はいかがですか?

T

いいですよ。ニコニコっとして診察してもらえるし、安心感がありますね。夏場はアイスクリームの話など雑談もするけれども、診るときにはしっかりと診てくれます。薬の調節も上手ですね。

S

それはいいですね。竹田さんは現在、薬を飲まれているのですか?

T

はい、飲んでいます。診断された頃から、増えてもいません。合併症もなく、インスリンは打っていません。最近の検査では、HbA1cは6.6でした。以前の内科では少しでもHbA1cが上がると、すぐにインスリンと言われ、検査の度に脅迫されているようで辛かったのですが、今はそういったことはありません。 医療者が包み込むようにして診てくれると、患者は気分的にすごく楽に感じますね。

S

そうですね。では、今は合併症もなく、HbA1cも安定されているということで、しっかりとコントロールされているのですね。

『邪魔くさがらずに実行する』、自分に合った方法で継続

S

竹田さんが血糖コントロールのために生活で工夫されていることはありますか?

T

食事の内容は妻に任せていますが、野菜から食べるようにしています。また、食後の血糖値の上昇を抑えるために、朝夕の2回、食後に1時間くらい、妻と一緒に早足で歩くようにしています。長続きするように、季節感がある道を歩いたり、たまに新しい道を開拓したりと工夫をしています。誰かと一緒にやるということは継続するためにいいですね。他には、糖尿病と診断された時の内科医に怒られて禁煙しました。本当に怖かったから止められたのだと思いますが、今ではありがたいなと思っています(笑)。タバコを止めてからは、歯の健康はもちろん、血糖値でもいい結果が出ています。最初は少し運動するだけで、息が切れていましたが、そういうこともなくなりました。

S

前の先生にかかっていた時にされた禁煙を今も継続されているのですね。

T

糖尿病は、やらないといけないことや、止めないといけないことがいろいろとある病気なので、できることから、自分に合ったことから、「邪魔くさがらずに実行する」ということをしています。あまり厳しくしてストレスが溜まり過ぎないように気をつけています。

S

無理をせず、できることからやってみることが、継続のために大切なのですね。

T

はい。ピリピリと神経質にはやっていません。「あんまり神経質に考えない」が持論なんです。 言われたからアレをしないといけない、コレもしないといけないとなったらしんどいです。だから自分で、自発的にやらないといけないという範疇で、できることからやっていこう。そういう感覚でいます。その方が楽で長続きする。これも一生おつきあいしないといけないですからね。

知人の薦めで通い始めたサンスター診療所

S

歯科医院には通われていましたか?

T

よっぽど歯が痛い時だけ行っていましたが、通ってはいませんでした。しかし、糖尿病だと診断されたのと同じくらいに、歯ぐきが痛い・血が出る・歯ぐきが腫れる・食べにくいなど歯周病のような症状が出たので、近くの歯科医院に行き、治療を始めました。

S

最初は、ご近所の歯科医院に通われていたのですね。サンスター診療所は、どのようなきっかけで受診されたのですか?

T

仕事のお客さんに、「歯の調子が良くない」と話したところ、良い歯科医院が千里中央にあるよと教えてくれました。『先ず触ることの内容説明からしてくれる・大変親切で丁寧・患部を触るときの患者を気遣いながら診察や治療をしてくれる(ちょっと触って痛かったら「ごめんねっ!」って言ってくれる)』と。以前通っていた歯科医院では治療が痛かったので、サンスター診療所を受診してみました。

※このコラムは、「糖尿病とうまくつきあう」サイトに掲載されたものです。
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