コラム
2016/05/30

食べ過ぎるのはズバリ!○○と○○が多い食事のせい!?

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今回は食欲を増加させる効果があると指摘された2つの要素に関するニュースをお届けします。

食塩と脂肪の多い食事が食べ過ぎの原因 食塩を減らす工夫を

先日の糖尿病の医療費に関するニュースでもお伝えした通り、日本の成人の糖尿病患者数は1,080万人に上り、世界第7位の糖尿病大国と言われていますが、 高血圧患者数はさらに多く、4,000万人を超えると推計されています。

高血圧の原因のひとつは食塩の摂り過ぎです。日本高血圧学会は食塩摂取量の目標として「1日6g未満」を掲げていますが、実際には日本人男性は10.9g、女性はおよそ9.2gの食塩を摂取しているそうです(2014年国民健康・栄養調査)。

私たちは平均で目標の倍以上の塩分を摂っているということになりますね。普段の生活を振り返ってみると、食塩を摂り過ぎているかも…と、私にもいくつも心当たりがあります((+_+))

さらに、食塩には食欲を増加させる作用があり、これに脂肪が合わさると相乗的に食欲を高める危険性があるという研究が発表されました。食塩を摂りすぎても、脂肪を摂りすぎても食欲が増しますが、両方摂りすぎると異常に食欲が高まるなんて、怖いですね。。。

「食塩と脂肪の摂り過ぎがエネルギーの過剰摂取につながり、肥満や2型糖尿病のリスクが高まります。食事の味付けは習慣として、長期間かけてつくられます。ふだんから薄味に慣れて、味覚の感受性を高めておく必要があります。」と、研究メンバーの1人であるラッセル キースト教授は言っています。

食塩と脂肪の関係をまとめると、以下のことが言えます。
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・脂肪の味に対して敏感になっている人は、脂肪の少ない食品でも満足でき、体重増加や肥満が少ない傾向がある
・少しの脂肪でも満足感を得やすい人であっても、食塩を加えると味覚が鈍くなり、たくさん食べないと満足できなくなる傾向がみられる
・人には一定の量を食べると満足感が得られ、食べることをやめられるようになる仕組みがありますが、食塩と脂肪を摂り過ぎると、食欲を調整するバランスが崩れ、もっと食べないと満足感を得られなくなる
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脂肪や食塩の少ない食事は味気なく感じることもあると思いますが、薄味の食事を続けると味覚が敏感になり、少ない脂肪・食塩でも満足感を得やすくなるそうです。

薄味の生活で食べすぎを抑えられ、血圧も抑えらるのはうれしいですね。まずはうま味を足す、減塩醤油を使うなど、簡単にできることからやってみてはいかがでしょうか。

薄味の食事も美味しいと思えなければ、食事が楽しくなく、なかなか続きませんよね。サンスターは『旨みなどの繊細な味や、食材本来のおいしさを感じるためには、しっかり噛める健康は歯と、お口をきれいに保つことが大切』だと考えています。

薄味の食事でも満足できるよう、お口の状態を整えて、食べすぎを押さえましょう!

サイトでは、「お口のケアで、美味しさがよりわかるようになった」という糖尿病患者さんの生のお声も紹介しています。
ぜひご覧くださいねヾ(=^▽^=)ノ

 

▶元記事を読む

※引用元:糖尿病ネットワーク
食塩と脂肪の多い食事が食べ過ぎの原因 食塩を減らす工夫を - 2016年04月07日
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2016/025305.php
[日本医療・健康情報研究所] Copyright @ 2016 Soshinsha.

※このコラムは、「糖尿病とうまくつきあう」サイトに掲載されたものです。
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