暑い日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?こうも暑いと、スカッと、炭酸でも飲んで喉を潤したい気分になりますよね。
冷たいジュースを手に取りがちな季節ですが、高カロリーの飲み物について、ちょっと気になる、こんなニュースがあったのでお届けします!
ちょっとびっくりするような記事のタイトルですが、このタイトル通り、高カロリーの清涼飲料や炭酸飲料の飲み過ぎによって、糖尿病や心臓病、がんの発症リスクが高まり、2010年では、世界でなんと18万4,450人が死亡している(!)との調査結果が発表されました。
研究チームは、52ヵ国で実施された62件の研究を解析し、約61万人を対象に、炭酸飲料、スポーツドリンク、エネルギードリンク、加糖コーヒーなど高カロリー飲料の消費と、2型糖尿病、心血管疾患、がんなどの死亡数を調べたのだそうです。
それによると、高カロリー飲料の飲み過ぎが引き起こす世界の死亡数は、全体で18万4,450人に上り、糖尿病では約13万3,000人、心血管疾患では約4万5,000人、がんでは6,450人に上るという結果が出たのだそう。
高カロリー飲料は、とてもおいしいのですが、過剰摂取すると急激な高血糖が起こるだけでなく、肥満になりやすくなったり、インスリン抵抗性にもつながってしまうため、注意が必要です。
具体的には、米国心臓学会(AHA)では、目安として、週に350mLの缶入りコーラ約3本分以上、 450kcal以上は、飲まないようにと推奨しています。
高カロリー飲料の飲みすぎは先進国よりも発展途上国で深刻なんだそうです。ちなみに高カロリー飲料の飲みすぎによる死亡率は、日本は先進国の中で1番低いそうです。
高カロリー飲料の飲みすぎには注意しないといけないですね。
※引用元:糖尿病ネットワーク
高カロリー飲料の飲み過ぎで年間18万人以上が死亡 働き盛りで深刻 - 2015年07月14日
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2015/023688.php
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