コラム
2014/12/16

【5分でわかる】再生医療を応用した糖尿病治療の未来!

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いつも記事でニュースを紹介している糖尿病ニュースですが、今回は動画でご紹介します!
こちらの動画は、前回のニュースでもご紹介した世界で最も高い評価を得ている糖尿病診療機関「ジョスリン糖尿病センター」から特別に提供いただいたものです。

動画では、昨今注目を集めている「iPS細胞」の技術を応用し、糖代謝のキーになる「β細胞を作る」研究の現状と今後の発展について ご紹介しています。1型・2型糖尿病治療に希望が感じられる 内容になっていますのでぜひご覧ください!

少しわかりにくい単語が使われていますので、まずはこちらでいくつかのキーワードを簡単にご紹介します。 (すでにご存じの方は、読み飛ばして動画をご覧くださいね)

■キーワードはこの4つ!
 ・インスリン
 ・β細胞
 ・iPS細胞
 ・MODY

糖尿病は、皆さんご存じのように、主に「インスリン」の分泌不足や作用不足が原因で慢性的に血糖値が高い状態になってしまう病気です。(糖尿病について知りたい方はこちら

「インスリン」は、上がった血糖値を下げる機能を持ったホルモンのひとつで、体内の血糖値をコントロールするのに欠かせないものですが、この「インスリン」を生産しているのが膵臓です。

膵臓のランゲンハウス島という組織の中に「β細胞」があり、血糖値が高まると、ここからインスリンが分泌される仕組みになっています。

ジョスリン糖尿病センターでは、2012年ノーベル生理学・医学賞で注目された「iPS細胞」の技術を利用し、若年発症成人型糖尿病の方(「MODY」の方)から採取した細胞と、健常人から採取した細胞それぞれを使って「β細胞」を作り、その細胞を患者本人に戻し「インスリン」の分泌を確認する研究や、「β細胞」の成長過程を確認する研究などが進められています。

さぁ、今までの不可能を可能にした「iPS細胞」がもたらす糖尿病治療の未来を覗いてみましょう!

※このコラムは、「糖尿病とうまくつきあう」サイトに掲載されたものです。
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