コラム
2019/03/29

がん手術を受ける場合のお口のトラブル

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がん治療とお口のトラブルには密接な関係があります。口腔ケアと全身の健康に関する研究を続けてきたサンスターは、がん治療における口腔ケアの重要性に着目し、医療関係者や患者さんの意見をくみあげた、口腔ケアの研究開発や情報発信に取り組んでいます。 がんとたたかう方のお役に少しでも立てるよう、お口の悩みを軽減するための口腔ケア関連の情報を提供しております。

監修/溝口奈菜(みぞぐち なな)
サンスター株式会社 静岡研究所 歯科衛生士。お口のケアに関するリーフレットの作成や、がん患者さん・医療従事者向けのセミナーでの指導を行っている。

こんにちは。 寒さが少し和らぎ、地域によっては桜も開花した頃でしょうか。がん治療中のお口のケアに関わる研究をしている私達の研究所は、静岡県伊豆半島の付け根にあります。伊豆には河津桜という早咲きの桜があり、ソメイヨシノよりも一足早く春を運んできてくれます。写真でも十分きれいなので、よかったら検索してみてください。

さて、今回は手術(外科治療)を受ける場合のお口のトラブルについて、お話いたします。

手術箇所とお口の変化

手術を受ける箇所によって、予想されるお口の変化は異なります。特にお口やのどの手術は、手術後に傷ができ、形態の変化も予想されるので、個別に歯科医師や歯科衛生士からお口のケア方法の指導を受けましょう。

また、大きな手術は全身麻酔で行います。全身麻酔はお口から気管にチューブを通して肺に酸素を送ります。お口・のど以外の消化器、呼吸器や乳房などお口に関連のない手術を受ける場合、一見影響は無いように見えますが、むし歯や歯周病でグラグラしている歯があるとチューブを入れる際に歯が折れる・抜けるといった危険性もあります。

手術後のトラブル

手術後には感染症の点でも注意が必要です。病気の種類や手術部位に限らず大きな手術の後は身体の免疫力が低下して、お口の細菌が原因となり感染症を引き起こすことがあります。

このような感染症トラブルを予防するためには、手術前に歯みがきをいつもより丁寧にしてお口の細菌を減らすことが大切です。セルフケアの方法に関しては、「がん治療を始める前からの自分で行う口腔ケア(セルフケア方法)」を参考になさってください。また歯科医院では手術前のお口のチェックやクリーニング、個別の状況に合わせた歯みがきの指導を歯科衛生士から受けることができます。手術の可能性のある方、手術を控えているけどまだお口のケアに取り掛かっていない方は、主治医に相談の上、歯科医院を受診されることをおすすめします。

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