コラム
2020/01/14

アスリートとお口の健康 水泳選手編

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サンスターは、競泳日本代表「トビウオジャパン」をサポート

いよいよ2020年、オリンピックイヤーがスタートしました。
さまざまな競技で活躍するアスリートたちの活躍のベースとなるのが健康ですが、「お口の健康」も大切な役割を担っているのを知っていますか?

実はサンスター、オリンピックでもたくさんのメダル獲得が期待される、競泳日本代表「トビウオジャパン」のオフィシャルスポンサーをしているんです。

そこで今回は、「トビウオジャパン」へ口腔ケアの講習を行った、サンスター財団 予防事業部東日本 歯科衛生士の浜頭 愛さんに「水泳選手と歯」の関係についてお話を伺いました。

水泳選手と歯の関係とは?

Q.水泳選手の歯やお口の状況に特徴的な傾向はありますか?
A.スポーツ選手は、歯が溶ける病気「酸蝕症」になりやすいといわれています。特に、水泳競技の選手は、塩素で消毒された水中に長く浸かっているためなりやすく、欧米では「プール酸蝕症」が問題になっています。これは、プールの水に長く浸かることで、水の残留塩素により歯が溶ける症状のことです。欧米では症例も多く報告されているため、長時間プールで練習する選手にとっては気がかりだと思います。

ただ、日本では、プールの水質基準について厚生労働省が厳格に管理しています。この基準(塩素の濃度0.4mg/L~1.0mg/L、pH値は5.8~8.6)は、水道水の基準(塩素濃度0.1mg/L~1.0mg/L、pH値5.8~8.6)と大きな差はないため、それほど心配する必要はないでしょう。

トップアスリートの口腔リスクとは?

Q.そのほかに、アスリートならではのお口のリスクなどはありますか?
A.実は、一流のアスリートのお口の中は、意外と危険な状況にあります。それは、高カロリーの食事や、日常的にスポーツドリンクを飲むことが、口腔リスクを高める原因となっているからです。一般的なスポーツドリンクのペットボトル1本(500mL)に含まれる糖分は30g。なんとスティックシュガー10本分もの糖分が入っているのです!

Q.でも、アスリートにとっては食事や補食は欠かせないのでは?
A.そうなんです。そこで、対策として飲食後にお水を飲んで食べかすを洗い流す、水分補給はスポーツドリンクでなく水にする、フッ化物入りのハミガキを使う、といったアドバイスを行っています。

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トップアスリートも私たちも、食べた後のお口のケアが重要なんですね。

健康な歯が叶えるベストパフォーマンス

Q.そのほかに、アスリートとお口の関係で注目すべきことはありますか?
A.「歯並びと運動能力の関係」についても選手たちに紹介しました。アゴの関節のすぐそばに、体の平衡感覚をつかさどる三半規管があるので、噛み合わせの違和感は重心移動に悪影響を与えるのです。パフォーマンスを最大限に発揮するためには、正しい噛み合わせが重要になります。
そのために歯の矯正を行う選手もいるんですよ。

そして、インタビューを受けることも多い選手のために、素敵な笑顔になるためのスマイルラインについても紹介したところ、大きな反響をいただきました。

スマイルラインとは、上の前歯の先端を結んだラインのことで、笑顔になったときに前歯と下唇がほぼピッタリ重なった状態だと整ったスマイルラインといえます。また、笑った時に頬壁(きょうへき:頬の内側)が口角と歯のすき間が見えると、よりきれいな笑顔になります。

*****
アスリートならではのお口のリスクや選手たちの注目ポイントがよくわかりました。東京オリンピックでも、健康な歯でベストパフォーマンスを発揮して、素敵な笑顔を見せてもらいたいですね!

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