コラム
2017/12/04

コンビニで「低GI食品」を選ぶなら

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肥満や高血糖予防の鍵を握るGI値

糖尿病予防やダイエット、体調管理などに役立つといわれている、低GI食品。気になっている方も多いのでは?

GIとはグリセミック・インデックスの略で、GI値(※)はその食品が血糖値をどのくらい上げるかをしめす指標となる数値です。つまり、GI値が高いほど血糖値が上昇しやすいということ。
意識的にGI値の低い食品を選択すれば、肥満や高血糖になるリスクを減らすことができるのです。

身近な食品のGI値については、こちらの記事も参考にしてください。

比べて選ぼう、低GIコンビニランチ

GI値を考えながら自分で食事を作るのが理想的ではありますが、「コンビニランチばかりです…」という方も心配はいりません。
コンビニランチも、比較してよりGI値の低い方を選択するように意識すればよいのです。

ランチにおなじみの食品のGI値は以下の通り。

例えば、おむすびなら白米よりも玄米おむすびを選ぶ方が低GIなことがわかります。また、同じ米飯でも食材の組み合わせによって、GI値が下がるため、塩むすびよりもワカメや鮭の混ぜご飯の方がよいでしょう。

また、パンを食べるなら、食パンよりもライ麦パンや全粒粉パンをチョイスします。
麺類が食べたい時は、うどんや中華麺よりそばやパスタの方が低GI。ただし、そばなら盛りそばではなくトロロやワカメなど具材が入ったものを、パスタならペペロンチーノではなく、野菜やキノコ類がたっぷり入ったものを選びましょう。

スイーツだって、GI値を意識して選べば罪悪感が少なくなるかも!?
餡子ならこし餡よりつぶ餡、キャラメルよりもチョコレート、スポンジケーキよりパウンドケーキがおすすめです。ただし、食べ過ぎにはご注意を!

野菜サラダやお酢をプラス

食べ方や組み合わせの工夫で、血糖値の上昇をゆるやかにすることもできます。

例えば、食事の最初に食物繊維豊富な野菜サラダを食べたり、牛乳を飲むのも効果的。
どうしてもGI値の高いメニューを食べたい時は、血糖値上昇を抑える効果がある酢やオリーブオイルをかけてみてはいかがでしょうか。

コンビニでも上手に低GI食品を選んで、健康維持やダイエットに役立てたいですね。

※ GI値はブドウ糖の数値を100とした相対評価。食品ごとの食後血糖の上昇の度合いをしめす指標です。食後血糖の上昇には個人差があり、またGI値は食品の種類や産地、調理法によっても変わります。(参考文献掲載「食品別GI値データ」より抜粋)

参考文献:『低糖質ダイエット 食べ合わせルールブック』(金本郁男/永岡書店)

 

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