今冬に採りたての有機人参を、ビフィズス菌発酵させたジュース「ビフィズス発酵有機人参」。10年以上かけて有機の土作りに取り組み、育てた畑で穫れた人参「黒田五寸」を100%使い、ビフィズス菌で野菜本来の味を引き出したのが特長です。
今回は 長寿食・健康食の研究を通し、美味しく健やかな食を追求する「食文化研究家」のスギアカツキさんに試飲していただき、このジュースを使ったレシピを考案していただきました。
取材先プロフィール
まずはスギさんに「ビフィズス発酵有機人参」ジュースを飲んでもらいました。
「最初に常温で飲んでみたんです。人参の旨味が活きていて、本当に美味しい、というのが第一印象。野菜の旨味がジュースでこんなに味わえることって、なかなかないんですよね。よく、スムージーを作る時にまろやかにするためにヨーグルトや乳酸菌ドリンクを入れますが、これは何も入っていないのに、発酵させているからとてもマイルド。しかも甘味と酸味があって、さらに味わい深い。特別なジュース、という感じがするし、何より美容にいいものを飲んでいるという意識が持てるのが素晴らしいと思います」
このジュースを使って、何かお料理を作ってください、とお願いしたところ、スギさんが考えてくれたのが、「シンガポールチキンライス風 ビューティー炊き込みご飯」。人参の甘みとほど良い酸味が活きたさわやかな味のライスが、旨味たっぷりのチキンとマッチ。クセがないので、人参が苦手な人も美味しく食べられるはずです。
「発酵食品ならではの酸味があるのがこのジュースの魅力の一つなので、この酸味を活かしたレシピにしたいと思ったんです。美味しい料理の共通点は、味の奥行きで、その奥行きを出すには酸味は不可欠なんです」
とスギさん。
また、老若男女、誰もが好きなご飯もので、手軽にたんぱく質を摂れるというのもレシピ作りでこだわった点。
「美肌やダイエットの面から考えても、たんぱく質をしっかり摂るというのは外せないところ。さらに、できる限り簡単なほうが良いので、炊飯器一つでできるレシピにしました。今回のレシピでは鶏もも肉を使いましたが、代わりに豚肉やベーコン、ソーセージなどを使ってもOK。肉が苦手であれば、お魚の西京焼きや、塩こうじ漬けなどでも代用できます。味付けは、エスニックっぽくしたかったらナンプラーを入れてもいいし、オイスターソースも合います。あっさり仕上げたかったら、白だしを使うのもおすすめ。好みの味にアレンジしてみてください」
▼材料(3~4人分)
米 2合
鶏もも肉 1枚
ビフィズス発酵有機人参(ジュース1本160g) 2本
しょうゆ 大さじ2
料理酒 大さじ2
塩、こしょう 適宜
付け合せ野菜 お好みのもの
ゆで卵 1個
▼作り方
①鶏もも肉にフォークで穴を作り、味が染み込みやすいようにする。塩とこしょうを両面にしっかり振り、ビニール袋に入れてよくもみ、下味をつけておく。
②米を研ぎ(無洗米の場合は不要)、炊飯器の窯に入れて、ビフィズス発酵有機人参ジュース2本、しょうゆ、料理酒を入れる。2合分の線になるまで水を少々加える。最後に鶏もも肉を乗せて蓋を締めて、普通コースで炊く。
③炊きあがったら、鶏肉を取り出してスライスする。ごはんはかき混ぜる。
器にごはんを盛り、スライスした鶏肉、付け合せの野菜やゆで卵を飾る。
鶏肉を細切りにし、ご飯を型に入れるなどすると、お子さまランチ風になって、子どもも喜んで食べてくれるはず。
無理なくきれいでいるための食生活のコツをスギさんに聞いてみると、
「きれいでいるにはメンタルを健康に保つことがいちばんなので、まずは自分を認めてあげることです。ご機嫌を保てば、きれいでいられるはず」
とのこと。そのためには、「なんでもやってみよう」という好奇心が大切。
「たとえば、この人参ジュースが美容にいいと聞いたら飲んでみたり、レシピを作ってみるなど、実行してみることが大事です。そうやって新しいことを続けているうちに、気づいたら健康できれいになっている、というのが理想的ですね」
取材・記事 古屋美枝
撮影 石原敦志